− フランス4回
(パリ・ニース・エズ)
− イギリス1回
(ロンドン)
− イタリア2回
(ローマ・フィレンツェ・ベネチア・ミラノ)
− スペイン1回
(バルセロナ・マドリッド・グラナダ・マルベーリャ・ミハス・ セビーリャ)
− スイス1回
(チューリッヒ・ルツェルン・ツェルマット)
− ドイツ1回
(フランクフルト・ミュンヘン・ローテンブルグ・ハイデルブルグ)
− オーストリア1回
(ウィーン・ザルツブルグ・ハルシュタット)
− チェコ1回
(ブラハ)
− ニュージーランド1回
(クライストチャーチ・テカポ湖・マウントクック・クィーンズタウン・オークランド)
− オーストラリア1回
(ケアンズ)
− ニューカレドニア1回
− モナコ1回
− モルディブ1回
− スリランカ1回
(コロンボ)
− シンガポール1回
(シンガポール・セントーサ島)
− パリ島2回
− ベトナム1回
(ダナン)
− タイ2回
(バンコク・プーケット島・サムイ島)
− 香港4回
− ハワイ2回
− アメリカ1回
(ニューヨーク・フロリダ・カリブ海クルーズ)
出会ったお二人から、一枚の絵画の写真を見せられました。
新居にこの画家の絵が飾りたいのだと。
その画家はフランス出身で、ハネムーンでフランスに行って買えないか?という相談でした。
お二人が以前に行かれた美術館で展示されていた絵画。
行かれた美術館の名前と絵画の写真を頼りに、画家の名前を探し、フランスでの活動拠点を探し、展示会が無いかを探し、
パリのホテルのコンシェルジュなどにも頼って、ついにその画家がパリで画廊を持っていることが分かりました。
そして、ハネムーン滞在中には画廊にて画家さんと直接お会いして頂くことまで出来ました。
途中、何度も諦めかけました。当時勤めていた会社からも、そこまでする必要は無いと言われました。
ただ、お二人が喜んでくれたらいいなという意地だったかもしれません。
しかし、一枚の絵画に魅せられ、その絵画をお二人で見た思い出が理解できてしまったからこそ、やり遂げれたエピソードです。
希望の行先は北欧と事前情報を伺っていての初回打合せ。
北欧と聞いて、フィヨルドやオーロラなどの自然、家具・雑貨巡りなどの人気プランを想像していました。
ところが、お二人からの希望は「アナと雪の女王」のモデルになったロフォーテン諸島に行きたいでした。
調べると確かに夏期はパッケージツアーでいくつか催行されていることが分かりました。
しかし、お二人のハネムーン時期はツアーが無い時期に入ってしまっていました。
ロフォーテン諸島はノルウェーの北部、北極圏に位置する島々。
行き方を調べるもなかなか個人で日本から行く人は少なく正確な情報が出てこない。
時間が掛かりながらも各方面から少しずつ調べ、お客様にご案内していくことで、私を信じて待っていてくださったお二人にご希望通りのハネムーンをご提案出来ました。
その後、旅行先からも無事到着できたと写真を送ってきてくださいました。
ご出発当日の朝、ご新婦様がパスポートを忘れたと連絡が入りました。
ご家族と同居はしておられず、関西空港から自宅まで引き返してパスポートを取りに帰るのも不可能な時間と距離。
当日に振り替えれるフライトもなく、予約していた航空会社に交渉しながら、最安で変更できる空席を探しました。
ご新郎様はご新婦様を気遣い気丈にふるまっているご様子、ご新婦様は泣き崩れ途方に暮れていました。
お二人をこのまま家路に着かせてはいけない気がし、何の力になれるかもわからない中、
変更した内容をお伝えする必要があるのでとサロンに来て頂き、直接お二人にお会いしました。
翌日の便に変更して復路は同じまま、現地でのスケジュールも調整ができ、1日短くはなりましたが、無事ハネムーンに行って頂くことが出来ました。
ご帰国後、ご来店頂き、お土産と共に元気で素敵な笑顔と楽しい思い出話を聞かせてくださいました。
衝撃のパリ同時多発テロのニュース。
パリの滞在が含まれるツアーが催行を中止してしまい、旅行に行くことが出来なくなる中、
オーダーメイドで組んでいたお客様には、パリの滞在部分を他国へ振り替えてのご提案をしました。
ハネムーンの予定でとっている大切な期間。追加費用の負担なく、旅行を取りやめにせず行くことが出来たことを喜んで頂けました。
個人個人でプランを組んでいるので、お客様それぞれのプランに合わせて臨機応変に変更提案が出来ることの強さを知る機会となりました。